新年あけましておめでとうございます(^^)
さくら造園です。
今年も仕事が始まってもう間もなく一か月がたち、正月ボケも治りお仕事モードになりました(^^♪
さあ、今回は植木の冬対策についてご紹介していきたいと思います。
植木の冬対策
寒肥を使う
皆様、「冬に植木を触っていいの?葉っぱもつかないし、枝も伸びないし放っておいてもそれが原因で枯れたことがないよ」って方もいらっしゃるかと思います。
実はこの寒い時期の庭木の成長がお休みする休眠期の間に
【寒肥(かんごえ/かんぴ)】をあげることで春からの庭木の成長を左右するとても重要な肥料になります。
寒肥(かんごえ/かんぴ)とは・・・
植木の休眠期に、春からの成長を促し葉や花を充実するための肥料です。
※補足:寒肥の期間目安は、12月から2月が目安となります!
寒肥には【有機肥料】を使います。
有機肥料とは・・・
牛ふんや油かすなど動植物本来の有機物を原材料とした肥料です。
有機肥料に微生物が集まってその微生物が時間をかけて春に向けて土を耕してくれます。
根の先端はもちろん土の中にありますので、よく「この木ってどこまで根が伸びているの?」と聞かれることがあります。
目安にはなりますが、木の枝先の真下ぐらいになります。
休眠期だとしても肥料が直接根に触れると根が傷んでしましますので少し外側を意識してください。
量を入れすぎるとその分傷んでしまうこともありますので、気を付けてください。
実際方法は何パターンかありますが、今回は一番簡単で効率のいい方法をご紹介しますね♪
- 壺肥(つぼひ)と言われる方法で庭木の枝先の真下4~8カ所程度に穴を掘ります。 掘る穴はスコップ一杯分程度の浅い穴で大丈夫です。
- あとは有機肥料を入れ土をかぶせて完了です。
適量は肥料ごとに袋に規定量が書かれていますのでそれを参考にしてください。
場合によっては、穴を掘れない状況下の木もあるかと思いますがその場合は有機肥料をまくだけでも効果はあります。
まとめ
いかがでしたか?
穴を掘る寒肥(かんごえ/かんぴ)は庭木一本につき大体5分程度でできる作業になります!
寒い日に外で作業はしたくないと言われる方も多いかと思います(>_<)
最近だと、ものすごい寒い日もあればポカポカ暖かい日もありますので暖かい日に一度試してみてはいかがでしょうか?
今まで一度も肥料をあげたことがなかった方は、春にその庭木の違いに驚かれるかもしれません(^-^)
庭木が豊かな春を迎えられるように、是非準備してみてください♪